石原邸

第48回神奈川建築コンクール 奨励賞

大正8年に建てられた十畳四間続きの住宅で太い欅の柱と梁で構成されています。傾いた基礎を直し古い建物の骨格を残し再生することとしました。3世帯7人家族で物が溢れていた座敷をすっきり再生させるために、中庭を介して東側に台所、食道、居間を連続させ、天井の高い座敷空間に対応して階高を低く抑え、2 階に子供部屋、若夫婦の寝室を増築しました。中庭を介し、ガラストップサイドライトを用い南からの光を取り込んでいます。

【建設】   2002
【所在】   神奈川県秦野市
【用途】   個人住宅
【構造】   木造
【規模】   地上2階
【延床】   198.86㎡
【施工】   ㈱村上建設